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ちやくにん
ふりがな文庫
“ちやくにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
着任
50.0%
著任
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
着任
(逆引き)
西町奉行
(
にしまちぶぎやう
)
荒尾但馬守
(
あらをたじまのかみ
)
が、
江戸表
(
えどおもて
)
から
着任
(
ちやくにん
)
するといふので、三十
騎
(
き
)
の
與力
(
よりき
)
は、
非番
(
ひばん
)
の
同心
(
どうしん
)
を
連
(
つ
)
れて、
先例
(
せんれい
)
の
通
(
とほ
)
り
守口
(
もりぐち
)
まで
出迎
(
でむか
)
へた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
但馬守
(
たじまのかみ
)
が
着任
(
ちやくにん
)
して
間
(
ま
)
もなく、
或
(
あ
)
るところで
變死人
(
へんしにん
)
があつた
時
(
とき
)
、
其
(
そ
)
の
土地
(
とち
)
の
關係
(
くわんけい
)
で、
但馬守
(
たじまのかみ
)
の
配下
(
はいか
)
の
與力
(
よりき
)
と、
近衞關白家
(
このゑくわんぱくけ
)
の
役人
(
やくにん
)
ともう一ヶ
所
(
しよ
)
何處
(
どこ
)
かの
代官
(
だいくわん
)
の
何
(
なに
)
かの
組下
(
くみした
)
と、かう三
人
(
にん
)
揃
(
そろ
)
はなければ
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
ちやくにん(着任)の例文をもっと
(1作品)
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著任
(逆引き)
さて
閭
(
りよ
)
が
台州
(
たいしう
)
に
著任
(
ちやくにん
)
してから三
日目
(
かめ
)
になつた。
長安
(
ちやうあん
)
で
北支那
(
きたしな
)
の
土埃
(
つちほこり
)
を
被
(
かぶ
)
つて、
濁
(
にご
)
つた
水
(
みづ
)
を
飮
(
の
)
んでゐた
男
(
をとこ
)
が
台州
(
たいしう
)
に
來
(
き
)
て
中央支那
(
ちゆうあうしな
)
の
肥
(
こ
)
えた
土
(
つち
)
を
踏
(
ふ
)
み、
澄
(
す
)
んだ
水
(
みづ
)
を
飮
(
の
)
むことになつたので、
上機嫌
(
じやうきげん
)
である。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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