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たちぎ
ふりがな文庫
“たちぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
立聴
40.0%
立聞
30.0%
立木
10.0%
断切
10.0%
立消
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立聴
(逆引き)
やがて庸三は受話機を
措
(
お
)
いた。そして、廊下の端に誰か
立聴
(
たちぎ
)
きしているのに気がつくと、急いで二階へ上がった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
たちぎ(立聴)の例文をもっと
(4作品)
見る
立聞
(逆引き)
信
(
のぶ
)
さんかへ、と
受
(
う
)
けて、
嫌
(
い
)
やな
坊主
(
ぼうず
)
つたら
無
(
な
)
い、
屹度
(
きつと
)
筆
(
ふで
)
か
何
(
なに
)
か
買
(
か
)
ひに
來
(
き
)
たのだけれど、
私
(
わたし
)
たちが
居
(
ゐ
)
るものだから
立聞
(
たちぎ
)
きをして
歸
(
かへ
)
つたのであらう、
意地惡
(
いぢわ
)
るの、
根性
(
こんぜう
)
まがりの、ひねつこびれの、
吃
(
どんも
)
りの
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
たちぎ(立聞)の例文をもっと
(3作品)
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立木
(逆引き)
すると、そこの
牧場
(
まきば
)
の片隅の、大きな
立木
(
たちぎ
)
の二三本ある陰で、牡牛が一匹の熊を相手に、じっと睨み合いをしているじゃありませんか。
熊
(新字新仮名)
/
久米正雄
(著)
突き上げ突き上げ
体
(
からだ
)
を進めて、殆んど熊の体が地につかぬ程手玉に取りながら、その喧嘩を始めた場所から四五間向うの、大きな
立木
(
たちぎ
)
の根元まで押して行きました。
熊
(新字新仮名)
/
久米正雄
(著)
たちぎ(立木)の例文をもっと
(1作品)
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断切
(逆引き)
竜之助はあり合せた
晒木綿
(
さらしもめん
)
の
断切
(
たちぎ
)
れを取ってやる。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
たちぎ(断切)の例文をもっと
(1作品)
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立消
(逆引き)
これにて愚僧が犯せる罪科の跡は自然
立消
(
たちぎ
)
えになり候事とて、ほつと一息付き候ものゝ、実はまんまとわが身の悪事を他人に
塗付
(
ぬりつ
)
け候次第に候間、
日数
(
ひかず
)
経
(
たち
)
候につれていよいよ
寝覚
(
ねざめ
)
あしく
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たちぎ(立消)の例文をもっと
(1作品)
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