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立聞
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たちぎ
ふりがな文庫
“
立聞
(
たちぎ
)” の例文
源次郎に殿様を川の中へ
突落
(
つきおと
)
させ、殺してしまえば、源次郎は飯島の
家
(
うち
)
の養子になるまでの工夫は付いたものゝ、此の密談を孝助に
立聞
(
たちぎ
)
かれましたから、どうがな工夫をして孝助に
暇
(
いとま
)
を出すか
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
信
(
のぶ
)
さんかへ、と
受
(
う
)
けて、
嫌
(
い
)
やな
坊主
(
ぼうず
)
つたら
無
(
な
)
い、
屹度
(
きつと
)
筆
(
ふで
)
か
何
(
なに
)
か
買
(
か
)
ひに
來
(
き
)
たのだけれど、
私
(
わたし
)
たちが
居
(
ゐ
)
るものだから
立聞
(
たちぎ
)
きをして
歸
(
かへ
)
つたのであらう、
意地惡
(
いぢわ
)
るの、
根性
(
こんぜう
)
まがりの、ひねつこびれの、
吃
(
どんも
)
りの
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
飯島平左衞門の
家
(
うち
)
では、お國が、今夜こそ
予
(
か
)
ねて源次郎と
諜
(
しめ
)
し
合
(
あわ
)
せた一大事を
立聞
(
たちぎ
)
きした邪魔者の孝助が、殿様のお
手打
(
てうち
)
になるのだから、仕すましたりと思うところへ、飯島が奥から出てまいり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と障子の外に
立聞
(
たちぎ
)
きをします時
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞