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たちぎえ
ふりがな文庫
“たちぎえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
立消
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立消
(逆引き)
立消
(
たちぎえ
)
のしない上等の土釜を起してテンピの上へ載せておきますが二、三十分過ぎると灰が沢山出来て火力を弱くしますから折々
団扇
(
うちわ
)
で強く
煽
(
あお
)
いでその灰を払わなければなりません。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
その後、兄からは何の
沙汰
(
さた
)
もなく、節子自身からの折々の便りの中にも何もその事に就いて書いて無いところを見ると、恐らくその話は
立消
(
たちぎえ
)
になったものであろうと思われたが——
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
有馬行
(
ありまゆき
)
は犬のせいでもなかったろうけれども、とうとう
立消
(
たちぎえ
)
になった。そうして意外にも
和歌
(
わか
)
の
浦
(
うら
)
見物が兄の口から
発議
(
ほつぎ
)
された。これは自分もかねてから見たいと思っていた名所であった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
たちぎえ(立消)の例文をもっと
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