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立聴
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たちぎ
ふりがな文庫
“
立聴
(
たちぎ
)” の例文
折々
立聴
(
たちぎ
)
きをするということ、このほほえましい俗信はつい近頃まで、私の家などにも行われていたから、他にもまだ記憶する人がきっと多かろう。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
やがて庸三は受話機を
措
(
お
)
いた。そして、廊下の端に誰か
立聴
(
たちぎ
)
きしているのに気がつくと、急いで二階へ上がった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ルパンは思案に暮れて
黙考
(
もっこう
)
していると、ビクトワールが電話室でドーブレクの電話を
立聴
(
たちぎ
)
いていた。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
糸筋
(
いとすじ
)
を
手繰
(
たぐ
)
って
窃
(
ひそ
)
かに洞穴の口に近づいて
立聴
(
たちぎ
)
きすると。親子らしい大蛇がひそひそと話をしている。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
聴
常用漢字
中学
部首:⽿
17画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞