トップ
>
そのをり
ふりがな文庫
“そのをり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
其折
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其折
(逆引き)
彼女
(
かのぢよ
)
は三
度目
(
どめ
)
の
胎兒
(
たいじ
)
を
失
(
うしな
)
つた
時
(
とき
)
、
夫
(
をつと
)
から
其折
(
そのをり
)
の
模樣
(
もやう
)
を
聞
(
き
)
いて、
如何
(
いか
)
にも
自分
(
じぶん
)
が
殘酷
(
ざんこく
)
な
母
(
はゝ
)
であるかの
如
(
ごと
)
く
感
(
かん
)
じた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
鞠
(
まり
)
なげ、
繩
(
なわ
)
とびの
遊
(
あそ
)
びに
興
(
きやう
)
をそへて
長
(
なが
)
き
日
(
ひ
)
の
暮
(
く
)
るゝを
忘
(
わす
)
れし、
其折
(
そのをり
)
の
事
(
こと
)
とや、
信如
(
しんによ
)
いかにしたるか
平常
(
へいぜい
)
の
沈着
(
おちつき
)
に
似
(
に
)
ず、
池
(
いけ
)
のほとりの
松
(
ま
)
が
根
(
ね
)
につまづきて
赤土道
(
あかつちみち
)
に
手
(
て
)
をつきたれば
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
血
(
ち
)
が
流
(
なが
)
れて
法衣
(
ころも
)
を
煑染
(
にじ
)
ましたといふ
大燈國師
(
だいとうこくし
)
の
話
(
はなし
)
も
其折
(
そのをり
)
宜道
(
ぎだう
)
から
聞
(
き
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そのをり(其折)の例文をもっと
(4作品)
見る
検索の候補
そのおり
ソノオリ