“ずゐい”の漢字の書き方と例文
語句割合
隨意100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ書生しよせいとして京都きやうとにゐる時分じぶん種々しゆ/″\口實こうじつもとに、ちゝから臨時りんじ隨意ずゐい多額たがく學資がくし請求せいきうして、勝手かつて次第しだい消費せうひしたむかしをよくおもして、いま身分みぶん比較ひかくしつゝ、しきりに因果いんぐわ束縛そくばくおそれた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
旦那だんなへ願ひ見んとて一同より平兵衞へかくかたりしに平兵衞も道理もつともと思ひ夫は隨分ずゐぶんよき事なればかく其方達そなたたち隨意ずゐいに致すべしとゆるされしにより若者等わかものらは大に悦び早速さつそく重四郎の方へ到り此趣きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)