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じやうざ
見ると床の間の
上座には作者の月郊君が坐つてゐる。
拾はれて
參つてから三
年程立ちました
時、
食堂で
上座の
像に
香を
上げたり、
燈明を
上げたり、
其外供へものをさせたりいたしましたさうでございます。
それも
其筈昔しをくれば
系圖の
卷のこと
長けれど、
徳川の
流れ
末つかた
波まだ
立たぬ
江戸時代に、
御用お
側お
取次と
長銘うつて、
席を八
萬騎の
上坐に
占めし
青柳右京が
三世の
孫