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じょうざ
ふりがな文庫
“じょうざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
上座
87.5%
定座
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上座
(逆引き)
しかし、間もなくその紋太夫は、主君
綱条
(
つなえだ
)
に
侍
(
じ
)
して、これへ見えた。——わが子ながら綱条は当主である、老公は席を分けて、
上座
(
じょうざ
)
を与えた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ことに見ず知らずの年長者が
頑
(
がん
)
と構えているのだから
上座
(
じょうざ
)
どころではない。挨拶さえ
碌
(
ろく
)
には出来ない。一応頭をさげて
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
じょうざ(上座)の例文をもっと
(14作品)
見る
定座
(逆引き)
連句の進行の途上ところどころに月や花のいわゆる
定座
(
じょうざ
)
が設定されていて、これらが
一里塚
(
いちりづか
)
のごとく、あるいは
澪標
(
みおつくし
)
のごとく、あるいは関所のごとく、また緑門のごとく樹立している。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
その間には
月花
(
つきはな
)
の
定座
(
じょうざ
)
、
打越
(
うちこし
)
、
去嫌
(
さりきらい
)
等の規定ありて、代々の連歌師皆力をここに用ゐたりといへども、我説かんとする所に要なければ言はず、ここにはただ連歌の発句を論ずるを以て足れりとす。
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
じょうざ(定座)の例文をもっと
(2作品)
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