“しんりよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新緑50.0%
深緑37.5%
心力12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畫題(ぐわだい)は『自然(しぜん)の心(こゝろ)』と謂ツて、ちらし髪(がみ)の素裸(すつぱだか)の若(わか)い婦(をんな)が、新緑(しんりよく)の雑木林(ざふきばやし)に圍(かこ)はれた泉(いづみ)の傍(かたはら)に立ツて、自分の影(かげ)の水面(すゐめん)に映ツてゐるのを瞶(みまも)ツてゐるところだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
或は岩(いわ)に触(ふ)れて澎湃(ばうはい)白沫を飛(と)ばし、或は瀾となり沈静(ちんせい)深緑(しんりよく)を現(あら)はす、沼田を発(はつ)して今日に至(いた)り河幅水量共(とも)に甚(はなはだ)しく减縮(げんしゆく)せるを覚(おぼ)えず、果して尚幾多の長程と幾多(いくた)の険所とを有(いう)する
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
僕の彼等を忘れたのは必ずしも僕に内在する抒情詩(ぢよじやうし)的素質の足(た)りない為ではない。寧(むし)ろハンケチに汗をふいたり、夏帽子を扇の代りにしたり、爍金(しやくきん)の暑(しよ)と闘ふ為に心力(しんりよく)を費してゐたからである。
鷺と鴛鴦 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)