“このとほ”の漢字の書き方と例文
語句割合
此通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へい/\……何(ど)う致(いた)しまして、此通(このとほ)り穢(きたな)うございますから……。主「まア宜(い)いよ/\……此処(こゝ)を明けて置いては、雪が吹(ふ)ツ込(こ)むから疾(はや)く此処(これ)へお入(はい)り、……乃公(わし)が寒いから……。 ...
ヂョン はて、屆(とゞ)けることを能(よ)うせなんだのぢゃ。……これ、此通(このとほ)り持(も)って戻(もど)った。……此庵(こち)へ屆(とゞ)けうと思(おも)うてもな、皆(みな)が傳染(でんせん)を怖(こは)がりをるによって、使(つかひ)の男(をとこ)さへも雇(やと)へなんだわいの。
此方(こちら)が此通(このとほ)りつまらぬ活計(くらし)をして居(ゐ)れば、御前(おまへ)の縁(ゑん)にすがつて聟(むこ)の助力(たすけ)を受(う)けもするかと他人樣(ひとさま)の處思(おもはく)が口惜(くちを)しく、痩(や)せ我慢(がまん)では無(な)けれど交際(つきあひ)だけは御身分(ごみぶん)相應(さうおう)に盡(つく)して
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)