“こあゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小香魚50.0%
小鮎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これなるは小香魚こあゆのせごし、香魚のあめだき、いさざの豆煮と見たはひがめか、かく取揃えし山海の珍味、百味の飲食おんじき、これをたらふく鼻の下、くうでんの建立こんりゅうに納め奉れば
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これなるは小香魚こあゆのせごし、香魚のあめだき、いさざの豆煮と見たはひがめか、かく取揃えし山海、いや山湖の珍味、百味の飲食おんじき、これをたらふく鼻の下、くうでんの建立に納め奉れば
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
みどりいよ/\こまやかにして、夏木立なつこだちふかところやまいうさとしづかに、しかいまさかりをんな白百合しらゆりはなはだへみつあらへば、清水しみづかみたけながく、眞珠しんじゆながれしづくして、小鮎こあゆかんざし宵月よひづきかげはしる。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
陽炎かげろうと共にちらつく小鮎こあゆ
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)