“げふてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
業體50.0%
業体25.0%
業躰25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
發しられ越後高田浪人大橋文右衞門其方當時たうじ山崎町家主吉兵衞たな罷在まかりあり袖乞そでごひいたし居る由然程さほど零落れいらくの身分にて油屋五兵衞方へ入置いれおきたる質物受出しの節十三兩三分と申す金子にはか調達てうだつせし由右の金子は元より所持なるや又は外々より融通ゆうづう致したるや一夜の内に金子調達せしは其方業體げふてい似合にあは不審ふしんなりくはしく申立よと云るゝに文右衞門は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いや、ひざだの、をんな背中せなかだのといつて、いけとしつかまつつた和尚おしやう業体げふてい恐入おそれいるが、はなしが、はなしぢやから其処そこよろしく。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
だ/\有るがちよつと胸にうかばない、這麼こんなふう業躰げふていが違つてるのです、さうして、後〻のち/\硯友社員けんいうしやいんとして文壇ぶんだんに立つた川上眉山かはかみびさん巌谷小波いはやせうは江見水蔭えみすゐいん中村花痩なかむらくわさう広津柳浪ひろつりうらう渡部乙羽わたなべおとは
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)