“くわはん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
過半66.7%
過般33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人さんにん各自てんで手分てわけをして、会員くわいゝん募集ぼしうする事につた、学校にる者、ならび其以外それいぐわいの者をも語合かたらつて、惣勢そうぜい二十五にんましたらうか、其内そのうち過半くわはん予備門よびもんの学生でした
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
立しより是迄に過半くわはんつかすてし上此處にて斯一年餘りの病氣に藥代やくだいは元より旅籠はたご其の外の物入りに大概たいがいつかひ失し今はたくはへものこり少なになりければかくては當所に長く逗留とうりうも成難し然ばとてをつとの病氣今少し快方こゝろよくならねば出立も成まじとお花は一人心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
過般くわはん篠田長二除名の騒擾さうぜうありし以来、信徒の心を離れ離れとなりて、日常つね例会あつまりもはかばかしからず、信徒の希望のぞみなる基督降誕祭クリスマスさへきはめて寂蓼せきれうなりし程なれば
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)