“さきごろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先頃91.7%
先比4.2%
過般4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先頃さきごろも六つとかになる女の児が、神奈川県の横須賀から汽車に乗ってきて、東京駅の附近をうろついており、警察の手に保護せられた。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一つ、先比さきごろ遣候修法は、当正月元日よりはじめ申候、不動尊も大慶に存候、両尊共に修法いたし候——
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
過般さきごろ治安維持法の改正の時にも新聞・雑誌の多くは反対であった。国をくつがえし、国家を滅すことをくわだつる者に極刑を加えることがなぜ悪いのかわが輩には判らない。