“くら/″\”の漢字の書き方と例文
語句割合
藏々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野田(のだ)で卯平(うへい)の役目(やくめ)といへば夜(よる)になつて大(おほ)きな藏々(くら/″\)の間(あひだ)を拍子木(ひやうしぎ)叩(たゝ)いて歩(ある)く丈(だけ)で老人(としより)の體(からだ)にもそれは格別(かくべつ)の辛抱(しんぼう)ではなかつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
大(おほ)きな藏々(くら/″\)の建物(たてもの)が空(むな)しく成(な)る程(ほど)一切(さい)の傭人(やとひにん)が桃畑(もゝばたけ)に一日(にち)の愉快(ゆくわい)を竭(つく)すやうになれば病氣(びやうき)もけそりと忘(わす)れるのが例(れい)であつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
卯平(うへい)は夜(よる)は火(ひ)の番(ばん)をしても暑(あつ)い日(ひ)には庭(には)の草挘(くさむしり)をしたり、他(た)の藏々(くら/″\)への使(つか)ひに行(い)つたり、幾分(いくぶん)の忙(いそが)しさを感(かん)じても、使(つか)ひに行(ゆ)けば屹度(きつと)茶菓子(ちやぐわし)を包(つゝ)まれたり、手拭(てぬぐひ)を貰(もら)つたり
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)