“くもすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雲助81.3%
雲介12.5%
侏儒6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげ何卒なにとぞゆるしてたべわたしは源次郎といふをつとのある身金子が入なら夫より必ずお前にまゐらせん何卒我家へ回してと泣々なく/\わびるを一向聞ず彼の雲助くもすけは眼を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きゝ夫は又何故に惡漢わるものと知りながら教へてはやらざりしぞ聞が如きにてはまこといたはしき事なりと云に八五郎いな道中の雲介くもすけ駕籠舁かごかきなどと申ものは今日は此所ここに居ると思へばあすは大坂へ參り又は東海道へかせぎ歩行あるき少しも居所ゐどころの極らぬ奴輩やつばらゆゑもし奴等きやつらが仕事の邪魔じやま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
白いひげが鼻の下にガサガサとえて、十二月の野原のすすきのような頭髪が、デコボコな禿はげた頭にヒョロヒョロしている。悪口すれば、侏儒くもすけともいえる、ずんぐりと低い醜い人だ。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)