“きやくさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
客樣73.7%
客様26.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのたまのように、かゞやいていらつしやるうつくしいお客樣きやくさまを、どうぞうちらへ、と御案内ごあんないまをげてくれ。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
きくのおりきゆきぬけのしまりなしだ、苦勞くろうといふことはしるまいとふお客樣きやくさまもござります、ほんに因果ゐんぐわとでもいふものかわたしくらいかなしいものはあるまいとおもひますとて潜然さめ/″\とするに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
このホテルは 地球からのお客様きやくさまむかへるために、わざわざつくつたのです
いゝえ、さうしてあけてかないと、お客様きやくさまとほつても橋銭はしせんいてつてくれません。づるいからね、引籠ひつこもつてだれないと、そゝくさ通抜とほりぬけてしまひますもの。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)