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きへん
ふりがな文庫
“きへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
机辺
35.7%
欺騙
14.3%
木扁
7.1%
几辺
7.1%
危変
7.1%
奇変
7.1%
岐片
7.1%
木偏
7.1%
棋辺
7.1%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
机辺
(逆引き)
しかし時親は、やはり表が気になるとみえ、
机辺
(
きへん
)
の書物やら山絵図のごとき物を、ひとりごそごそと、かたづけていた。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きへん(机辺)の例文をもっと
(5作品)
見る
欺騙
(逆引き)
ナタナヱル
無花果樹下
(
いちじくのきのした
)
に黙坐す、ナザレのイエス彼を見て、以て
猶太人
(
ユダヤびと
)
の
中
(
うち
)
に尤も硬直にして
欺騙
(
きへん
)
なきものと思へり。後世の之を説くもの、ナタナヱルの黙思を論ぜずして、基督の威力のみを談ず。
各人心宮内の秘宮
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
きへん(欺騙)の例文をもっと
(2作品)
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木扁
(逆引き)
木扁
(
きへん
)
に力と書いてオコとよんでいるもの以外に、地方ではまた棒をサスという者と、
天秤棒
(
てんびんぼう
)
という者とがある。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
現在もっともひろく知られている名は大よそ三つ、その一つはオコまたはオーコ、これには
木扁
(
きへん
)
に力という字をあてているが、
朸
(
おこ
)
は日本でつくった
新字
(
しんじ
)
というものであった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
きへん(木扁)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
几辺
(逆引き)
僅
(
わずか
)
に一ヶ月を過ぎたる今日にてすら、飛んでもない見当違ひの歌は、いくらもわれらの
几辺
(
きへん
)
に飛び来るを見る。されど弊害は
何処
(
どこ
)
にもある事なり。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
きへん(几辺)の例文をもっと
(1作品)
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危変
(逆引き)
竹童
(
ちくどう
)
をのこして、
陣馬
(
じんば
)
ヶ
原
(
はら
)
お
花畑
(
はなばたけ
)
の
危変
(
きへん
)
をのがれてきた
咲耶子
(
さくやこ
)
が、とりでの
奥郭
(
おくぐるわ
)
へとびおりざま、
狂気
(
きょうき
)
のように、
櫓番
(
やぐらばん
)
や
武者
(
むしゃ
)
だまりの
侍
(
さむらい
)
へ、声をからして、
呼
(
よ
)
んでも
叫
(
さけ
)
んでも、ひとりとして
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きへん(危変)の例文をもっと
(1作品)
見る
奇変
(逆引き)
「おお!
殿
(
との
)
にもご用意あれや、早くも
伊那丸
(
いなまる
)
の
駕籠
(
かご
)
を目がけて、
総勢
(
そうぜい
)
の力をあつめてくるような敵の
奇変
(
きへん
)
と見えまするぞ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きへん(奇変)の例文をもっと
(1作品)
見る
岐片
(逆引き)
花中の
花柱
(
かちゅう
)
は大きく三
岐
(
き
)
し、その
端
(
はし
)
に
柱頭
(
ちゅうとう
)
があり、その三
岐片
(
きへん
)
の下には白色
葯
(
やく
)
の
雄蕊
(
ゆうずい
)
を隠している。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
きへん(岐片)の例文をもっと
(1作品)
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木偏
(逆引き)
ツバキは春に盛んに花を開くのでそれで
木偏
(
きへん
)
に春を書いてこれをツバキと
訓
(
よ
)
ませたもので
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
きへん(木偏)の例文をもっと
(1作品)
見る
棋辺
(逆引き)
あたかもこれ
邯鄲枕上盧生
(
かんたんちんじょうろせい
)
の夢、仙人
棋辺
(
きへん
)
王質の
斧柄
(
ふへい
)
も、もってこれを形容するあたわざるの心地するならん。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
きへん(棋辺)の例文をもっと
(1作品)
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