“総勢”の読み方と例文
読み方割合
そうぜい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おお! 殿とのにもご用意あれや、早くも伊那丸いなまる駕籠かごを目がけて、総勢そうぜいの力をあつめてくるような敵の奇変きへんと見えまするぞ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぐずぐずしていると、ついにかねにいってしまわれるおそれがあった。そこで、比良夫君ひらおくんのことなんかほっといて、みんなかねめがけてはしった。総勢そうぜい十五にんほどであった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)