“比良夫君”の読み方と例文
読み方割合
ひらおくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松男君まつおくん比良夫君ひらおくんんだ。そして足掛あしかけでたおそうとしたが、比良夫君ひらおくん相撲すもう選手せんしゅだから、ぎゃくこしをひねって松男君まつおくんしてしまった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
みんなはすこしいまいましくおもったが、かんがえてみると、それだけ比良夫君ひらおくん熱心ねっしんがつよいことになるわけだから、みんなは比良夫君ひらおくんゆるしてやることにした。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
ぐずぐずしていると、ついにかねにいってしまわれるおそれがあった。そこで、比良夫君ひらおくんのことなんかほっといて、みんなかねめがけてはしった。総勢そうぜい十五にんほどであった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)