“きひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忌避64.5%
貴妃19.4%
木曳3.2%
機梭3.2%
機秘3.2%
詭秘3.2%
詭詖3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絶対に光秀を忌避きひして、光秀を逆賊となす者のある一面には、暗に、彼の聯絡れんらくにたいして黙契もっけいをもってこたえ、情勢の進展とにらみ合わせて
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
信實まこととなし貴妃きひ小町にも勝るとも劣はせじと思ふ程なる美人であれば其樣な病ももとより有るまじと思ふが故に近所きんじよ隣家となりの人にも更に平常の行跡ぎやうせきさへも聞事なくえん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「お木曳きひきが一寸ちょっと見物みものでございますな」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
機梭きひの声札々さつ/\たり。牛驢走りて紛々たり。女は澗中の水を汲み、男は山上の薪を採る。県遠くして官事少く、山深くして人俗淳し、財あれども商を行はず、丁あれども軍に入らず、家々村業を
吾等の使命 (新字旧仮名) / 石川三四郎(著)
「軍の機秘きひ。実は味方に秘しているが、君だからもうほんとのことをいってしまう。実は、すでに涸渇こかつして、今月を支えるだけの兵糧しかないのだ」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これに加うるに賽児が洞見どうけん預察のめいを有し、幻怪詭秘きひの術をくし、天書宝剣を得て、恵民けいみん布教の事をせるも、また真に是れ稗史の絶好資料たらずんばあらず。賽児の実蹟じっせき既にかくごとし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
意気の俊邁しゅんまいなるに至っては、たがいあいゆずらずといえども、正学先生せいがくせんせいの詩はついに是れ正学先生の詩にして、其の帰趣きしゅを考うるに、つねに正々堂々の大道に合せんことを欲し、絶えて欹側きそく詭詖きひの言をさず
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)