“実蹟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じっせき50.0%
じつせき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに加うるに賽児が洞見どうけん預察のめいを有し、幻怪詭秘きひの術をくし、天書宝剣を得て、恵民けいみん布教の事をせるも、また真に是れ稗史の絶好資料たらずんばあらず。賽児の実蹟じっせき既にかくごとし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
貴女きぢよとは今日及ぴ将来に於て最早もはや爵位や物質的の富によつて定まるもので無く、家庭及び社会に貢献する実蹟じつせきよつて決するものである以上、又優秀なる教育の必要がます/\一般婦人に自覚せられてく以上
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)