“かはや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
91.7%
4.2%
糞矢4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから又座敷からかはやを隠した山茶花さざんくわがある。それの下かげの沈丁花ぢんちやうげがある。鉢をふせたやうな形に造つた霧島躑躅つつじの幾株かがある。
「へい。」と、おもはずくちたのを、はつとふたする色男いろをとこしのびのてい喝采やんやながら、たちまで、ひくはなおほはねばらなかつたのは、あたかたせられたところが、かはやまへ、はうであらう。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……「鷄が糞矢かはやそばに、雨にしよぼぬれて餌をあさつてゐる」
(旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)