“かけごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
賭事90.9%
博奕4.5%
賭博4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「僕は君と交りを絶つ前に一言云っておく。生死を背景にした賭事かけごとは云わないようにし給え。これが僕の最後の忠告だ。」
二つの途 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
殺害致して金子きんす百兩を奪取うばひとり其後又慈恩寺村にて博奕かけごと御座候節こう宿じゆくの鎌倉屋金兵衞と申す者を殺して金子五百兩をうばひ取り候をわたくしのをつと三五郎よくぞんをり候事故其わけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三ヶの津構つかまひにて事落着に及びたり元來ぐわんらい船乘ふなのりの事なれば夫よりさかひゆき船頭となりしが左右とかく博奕かけごとを好み身持惡きゆゑ人にきらはれつゝ三十歳ばかりに成しころ船中にて不※ふと人の荷物にもつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見せず惡事あくじ腰押こしおし或ひは賭博かけごと宿やどなどして食客ゐさふらふの五六人はたえす追々田畑たはた賣拂うりはらひ水呑同樣の困窮こんきうとなり凡十四五年居る中女房にようばう死亡みまかり今では娘とたゞ兩人差向ひてに漸々其の日を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)