“かうまん”の漢字の書き方と例文
語句割合
高慢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すくひの爲なれば惡病人あくびやうにんは勿論五十二類の者迄にも御教化けうげ遊ばされしと承りしと云に役僧は益々ます/\いかり其方は高慢かうまんの儀を云やつかな釋迦しやかの時は釋迦の時今の時代ときよは又今の時代なりと申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しか諸名家しよめいか菊塢きくう無祝儀むしゆうぎ取巻とりまき同様どうやうにするあひだに、菊塢きくうはまた諸名家しよめいか無謝儀むしやぎにて使役しえきせしなり、聞人もんじんといふものはいつの世にても我儘わがまゝ高慢かうまんぜにつかはぬくせに、大面おほづらで悪く依怙地えこぢ
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
パリス ありゃ追放つゐはうされた高慢かうまんなモンタギューめぢゃ。彼奴あいつ從兄いとこころしたゆゑ、うつくしい戀人こひゞとが、愁歎しうたんあまりにおにゃったといふこと。こゝへをったは、死骸しがい侮辱はづかしめくはへようためでがな。