“おぢさま”の漢字の書き方と例文
語句割合
伯父樣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伯父樣おぢさまきずのつかぬやう、我身わがみ頓死とんしするはうきかと御新造ごしんぞ起居たちゐにしたがひて、こゝろはかけすゞりのもとにさまよひぬ。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何家なにうちなどはうでもござります、伯父樣おぢさま御全快ごぜんくわいにならば表店おもてるもわけなきことなれば、一にちはやつてくだされ、伯父樣おぢさまなんぞとぞんじたれど、みちとほこゝろ
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
げもせずかくられもせず、よくかしらねどぬすみましたと白状はくぜうはしましよ、伯父樣おぢさま同腹ひとつきだけを何處どこまでもべて、かれずば甲斐かひなし其塲そのばしたかみつてんだなら
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)