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うちじゅう
ふりがな文庫
“うちじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
家中
83.8%
宅中
6.8%
全家
2.7%
内中
2.7%
家内中
1.4%
屋中
1.4%
楼中
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家中
(逆引き)
家中
(
うちじゅう
)
のものが、そのために不自由をする。あたしゃ、お前さんが気の毒だから、万一の
粗相
(
そそう
)
がないように、そういってあげたまでだ。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
うちじゅう(家中)の例文をもっと
(50作品+)
見る
宅中
(逆引き)
それに
宅中
(
うちじゅう
)
陰気でね、明けておくと往来から奥の
室
(
ま
)
まで
見透
(
みとお
)
しだし、ここいら場末だもんだから、いや、あすこの宅はどうしたの、こうしたのと、近所中で眼を着けて
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちじゅう(宅中)の例文をもっと
(5作品)
見る
全家
(逆引き)
魔子は毎日遊びに来たから
全家
(
うちじゅう
)
が
馴染
(
なじみ
)
になり、姿を見せない日は
殆
(
ほと
)
んどなかったから、大杉や野枝とは余り顔を合わせないでも一家の親しみは前よりは深かった。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
うちじゅう(全家)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
内中
(逆引き)
そこで夫人は
内中
(
うちじゅう
)
の
雇人
(
やといにん
)
を客間に呼び集めた。何となく物々しい光景だった。五人の男女が入口のドアの前に目白押しに並んで、もじもじしていた。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
うちじゅう(内中)の例文をもっと
(2作品)
見る
家内中
(逆引き)
昨夜
(
ゆうべ
)
娘のお梅が家出をいたした切りかいくれ行方が解りませぬから、
家内中
(
うちじゅう
)
の心配大方ならず、お
鬮
(
みくじ
)
を取るやら、
卜筮
(
うらない
)
に
占
(
み
)
てもらうやら、大変な騒ぎをして居る処へ、不忍弁天の池に
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
うちじゅう(家内中)の例文をもっと
(1作品)
見る
屋中
(逆引き)
弥陀
(
みだ
)
の
白光
(
びゃっこう
)
とも思って、貴女を一目と、云うのですから、逢ってさえ下されば、それこそ、あの、
屋中
(
うちじゅう
)
真黒
(
まっくろ
)
に下った
煤
(
すす
)
も、藤の花に咲かわって、その紫の雲の中に
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちじゅう(屋中)の例文をもっと
(1作品)
見る
楼中
(逆引き)
近いところが
此楼
(
こゝ
)
にいたあの
綾衣
(
あやぎぬ
)
がいゝお手本だよ、あんな夢中になって
初
(
はつ
)
さんのところへ
行
(
ゆ
)
き、惚れた同士だから
嘸
(
さ
)
ぞ
中好
(
なかよ
)
く毎日暮すだろうと、
楼中
(
うちじゅう
)
の
羨
(
うらや
)
みものだッたは知っているだろう
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
うちじゅう(楼中)の例文をもっと
(1作品)
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