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うちぢゆう
ふりがな文庫
“うちぢゆう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
家中
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家中
(逆引き)
すると、夜になつて
家中
(
うちぢゆう
)
の鼠がこそ/\這ひ出して来て、
鱈腹
(
たらふく
)
それを食べるが、籾二斗で
恰度
(
ちやうど
)
一年分の餌に足りるさうだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
しかしどつかに、一銭
位
(
ぐらゐ
)
おちてゐるかも知れないと思つて、
家中
(
うちぢゆう
)
の敷物をめくつて、板のすきまをほじくつて見ましたが、一銭もみつかりません。
歯と眼の悪いおぢいさん
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
「あなたは、この
家中
(
うちぢゆう
)
に箪笥といふものが一本もないのを変にお思ひでせう?」と婆やは軽く笑ひながら言ふ。
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
うちぢゆう(家中)の例文をもっと
(15作品)
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