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いさかひ
ふりがな文庫
“いさかひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
喧嘩
50.0%
口争
10.0%
口論
10.0%
言逆
10.0%
諍
10.0%
鬪諍
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喧嘩
(逆引き)
姉妹の
喧嘩
(
いさかひ
)
はまゝある事ぢや。珍らしうもあるまい。時に今日ももう暮るゝぞ。秋のゆふ風が身にしみるわ。そち達は奧へ行つて夕飯の支度、
燈火
(
あかり
)
の用意でもせい。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いさかひ(喧嘩)の例文をもっと
(5作品)
見る
口争
(逆引き)
長年の間
口争
(
いさかひ
)
を仕続けて、やつと皺くちやなこの頃になつて、どうかかうか平和らしいものを初めて味はつたやうな溜息であつた。
茶話:12 初出未詳
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いさかひ(口争)の例文をもっと
(1作品)
見る
口論
(逆引き)
爺さんは
口論
(
いさかひ
)
に言ひ勝つたもののやうに、白い歯を見せてせせら笑ひをしました。通りかかつた近所の
悪戯
(
いたづら
)
つ
児
(
こ
)
が三、四人立ち停つて、二人の顔を見較べてゐました。
黒猫
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いさかひ(口論)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
言逆
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
と
御米
(
およね
)
とは
仲
(
なか
)
の
好
(
い
)
い
夫婦
(
ふうふ
)
に
違
(
ちがひ
)
なかつた。
一所
(
いつしよ
)
になつてから
今日
(
こんにち
)
迄
(
まで
)
六
年
(
ねん
)
程
(
ほど
)
の
長
(
なが
)
い
月日
(
つきひ
)
をまだ
半日
(
はんにち
)
も
氣不味
(
きまづ
)
く
暮
(
くら
)
した
事
(
こと
)
はなかつた。
言逆
(
いさかひ
)
に
顏
(
かほ
)
を
赤
(
あか
)
らめ
合
(
あ
)
つた
試
(
ためし
)
は
猶
(
なほ
)
なかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
いさかひ(言逆)の例文をもっと
(1作品)
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諍
(逆引き)
其をまたさも感服したやうな顏で見物してゐる猿の子孫に相違が無いと思はれる人や、それから犬の喧嘩や人の
諍
(
いさかひ
)
。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
いさかひ(諍)の例文をもっと
(1作品)
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鬪諍
(逆引き)
人聲俄かに聞えて
平常
(
たゞ
)
ならぬに、ねふれる樣なりし美人はふと耳かたぶけぬ、出火か、
鬪諍
(
いさかひ
)
か、よもや老夫婦がと
微笑
(
ほゝゑみ
)
はもらせど、いぶかしき思ひに襟を正して猶聞とらんと耳をすませば
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
いさかひ(鬪諍)の例文をもっと
(1作品)
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