“いうゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
優位33.3%
有為33.3%
有爲33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英米えいべいせうすれば、靡然ひぜんとして英米えいべいはしり、獨國どくこく勢力せいりよくれば翕然きうぜんとして獨國どくこくき、佛國ふつこく優位いうゐむれば、倉皇さうこうとしてふつしたがふならば、わが獨立どくりつ體面たいめん何處いづこにありや。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
「イヤ、例令たとへ如何なる事情があらうとも、此の軍国多事の際、有為いうゐの将校に重傷を負はしむると云ふは容赦ならぬ」と、言ひつゝ将軍はなゝめに篠田の後影をにらみつ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
其頃そのころ大佐たいさ年輩としごろ三十二三、威風ゐふう凛々りん/\たる快男子くわいだんしで、その眼光がんくわう烱々けい/\たると、その音聲おんせい朗々ろう/\たるとは、如何いかにも有爲いうゐ氣象きしやう果斷くわだん性質せいしつんでるかをおもはしめた。