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『機関車』
ふりがな文庫
『
機関車
(
きかんしゃ
)
』
その線は、山脈に突き当たって、そこで終わっていた。そしてそのまま山脈の貫通を急がなかった。 山脈の裾は温泉宿の小さい町が白い煙を籠めていた。停車場は町端れの野原にあった。機関庫はそこから幾らか山裾の方へ寄っていた。温泉の町に始発駅を置き、終 …
著者
佐左木俊郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
全
(
すべ
)
繊
(
かよわ
)
端
(
はず
)
馘首
(
くび
)
溜
(
た
)
片端
(
かたっぱし
)
殆
(
ほと
)
籠
(
こ
)
干乾
(
ひぼ
)
嫌
(
いや
)
視詰
(
みつ
)
裾
(
すそ
)
袂
(
たもと
)
脱
(
ぬ
)
纏
(
まと
)
蹂躪
(
じゅうりん
)
身体
(
からだ
)
睡
(
ねむ
)
逗留
(
とうりゅう
)
睜
(
みは
)
目蒐
(
めが
)
牽
(
ひ
)
靄
(
もや
)
泥濘
(
ぬかるみ
)
打
(
ぶ
)
低声
(
こごえ
)
匂
(
にお
)
大抵
(
たいてい
)
家鴨
(
あひる
)
寛
(
くつろ
)
屹度
(
きっと
)
復
(
かえ
)
微笑
(
ほほえ
)
息
(
いき
)
潤
(
うる
)
拵
(
こしら
)
掴
(
つか
)
搾
(
しぼ
)
歪
(
ゆが
)
毀
(
こわ
)
毎
(
ごと
)
他所
(
よそ
)
浴衣
(
ゆかた
)