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『マリヴロンと少女』
ふりがな文庫
『
マリヴロンと少女
(
マリヴロンとしょうじょ
)
』
城あとのおおばこの実は結び、赤つめ草の花は枯れて焦茶色になって、畑の粟は刈りとられ、畑のすみから一寸顔を出した野鼠はびっくりしたように又急いで穴の中へひっこむ。 崖やほりには、まばゆい銀のすすきの穂が、いちめん風に波立っている。 その城あと …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
お
)
微笑
(
わら
)
四
(
し
)
娘
(
むすめ
)
為
(
ため
)
与
(
あた
)
角
(
かく
)
碧
(
あお
)
穂
(
ほ
)
笛
(
ふえ
)
粟
(
あわ
)
菫
(
すみれ
)
一寸
(
ちょっと
)
藪
(
やぶ
)
虹
(
にじ
)
雫
(
しずく
)
贈
(
おく
)
鵠
(
こう
)
輝
(
かがや
)
霽
(
は
)
透
(
す
)
野鼠
(
のねずみ
)
鋭
(
するど
)
陰気
(
いんき
)
居
(
お
)
丘
(
おか
)
云
(
い
)
伏
(
ふ
)
会釈
(
えしゃく
)
刈
(
か
)
又
(
また
)
叫
(
さけ
)
夢
(
ゆめ
)
瞳
(
ひとみ
)
崖
(
がけ
)
巨
(
おお
)
当惑
(
とうわく
)
捧
(
ささ
)
朽
(
く
)
枯
(
か
)
楽譜
(
がくふ
)
気違
(
きちが
)