齒磨はみがき)” の例文
新字:歯磨
さうしてあたまなかで、自分じぶん下宿げしゆくにゐた法科はふくわ大學生だいがくせいが、一寸ちよつと散歩さんぽついでに、資生堂しせいだうつて、みつりの石鹸しやぼん齒磨はみがきふのにさへ、五ゑんぢかくのかねはら華奢くわしやおもうかべた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
何時の間にか新しいタオルと石鹸しやぼん齒磨はみがき楊子やうじとを取そろへて突き出しながら
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
楊枝やうじ齒磨はみがき……半紙はんし。」
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)