“はみがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歯磨63.6%
齒磨27.3%
歯磨粉9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂原にはライオン歯磨はみがきの大きな立看板があり、鉄橋の方を時々、汽車がごうと通って行った。夢のように平和な景色があったものだ。
夏の花 (新字新仮名) / 原民喜(著)
何時の間にか新しいタオルと石鹸しやぼん齒磨はみがき楊子やうじとを取そろへて突き出しながら
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
包の中には試しにそでを通したばかりの例の褞袍どてら平絎ひらぐけ寝巻紐ねまきひも這入はいっているだけであったが、かばんの中からは、楊枝だの歯磨粉はみがきだの、使いつけたラヴェンダー色の書翰用紙しょかんようしだの、同じ色の封筒だの
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)