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歯磨
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はみがき
ふりがな文庫
“
歯磨
(
はみがき
)” の例文
旧字:
齒磨
だが諸君、だがね諸君、
歯磨
(
はみがき
)
にも
種々
(
いろいろ
)
ある。花王歯磨、ライオン象印、クラブ梅香散……ざっと
算
(
かぞ
)
えた処で五十種以上に及ぶです。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
砂原にはライオン
歯磨
(
はみがき
)
の大きな立看板があり、鉄橋の方を時々、汽車が
轟
(
ごう
)
と通って行った。夢のように平和な景色があったものだ。
夏の花
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
来る
途中
(
とちゅう
)
小間物屋で買って来た
歯磨
(
はみがき
)
と
楊子
(
ようじ
)
と
手拭
(
てぬぐい
)
をズックの
革鞄
(
かばん
)
に入れてくれた。そんな物は入らないと云ってもなかなか承知しない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
窓の下はコールタの
剥
(
は
)
げたトタン
葺
(
ぶき
)
の平屋根で、二階から捨てる
白粉
(
おしろい
)
や
歯磨
(
はみがき
)
の水の
痕
(
あと
)
ばかりか、毎日
掃出
(
はきだ
)
す
塵
(
ちり
)
ほこりに
糸屑
(
いとくず
)
や紙屑もまざっている。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
坐舗の
一隅
(
いちぐう
)
を顧みると古びた机が一脚
据
(
す
)
え付けてあッて、筆、ペン、
楊枝
(
ようじ
)
などを
掴挿
(
つかみざ
)
しにした筆立一個に、
歯磨
(
はみがき
)
の
函
(
はこ
)
と肩を
比
(
なら
)
べた
赤間
(
あかま
)
の
硯
(
すずり
)
が一面載せてある。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
▼ もっと見る
「それからこれシャボンと
歯磨
(
はみがき
)
」
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
御作さんは、すぐ台所の方へ取って返して、
楊枝
(
ようじ
)
と
歯磨
(
はみがき
)
と
石鹸
(
しゃぼん
)
と
手拭
(
てぬぐい
)
を
一
(
ひ
)
と
纏
(
まと
)
めにして、さあ、早く行っていらっしゃい、と旦那に渡した。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“歯磨(歯磨き)”の解説
歯磨き(はみがき, Tooth brushing)とは、口腔ケアのひとつであり、歯ブラシ等を用いて歯や歯茎についた歯垢などの汚れを落としたり、歯茎(歯肉)にマッサージを行ったりすること。
(出典:Wikipedia)
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
磨
常用漢字
中学
部首:⽯
16画
“歯磨”で始まる語句
歯磨屋
歯磨粉
歯磨楊子
歯磨売