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騰
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あ
ふりがな文庫
“
騰
(
あ
)” の例文
ところが、三月に入ってから、あらゆる物価は
騰
(
あ
)
げられた。配給の米、醤油、そういう基本になる生活物資が約三倍になった。
現実の必要:総選挙に際して
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
米
(
こめ
)
の
不作
(
ふさく
)
のときは、
米
(
こめ
)
の
価
(
あたい
)
が
騰
(
あ
)
がるように、くわの
葉
(
は
)
の
価
(
あたい
)
が
騰
(
あ
)
がって、
広
(
ひろ
)
いくわ
圃
(
ばたけ
)
を
所有
(
しょゆう
)
している、
信吉
(
しんきち
)
の
叔父
(
おじ
)
さんは、
大
(
おお
)
いに
喜
(
よろこ
)
んでいました。
銀河の下の町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なーに、そりゃ大丈夫だ。あれは七十度まで
騰
(
あ
)
げていい設計になっているのだからネ」
蠅
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
二階の渡り廊下の下の道路を裏へ抜けると、ここに驚くべき大洞可児合の壮観が眼下に大渦巻を巻き
騰
(
あ
)
げる。断崖百尺の上の、何と小さな人間、白の、黒の、紫紺の、ぽつり、ぽつり、ぽつりだ。
日本ライン
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
神産巣日御祖
(
かむむすびみおや
)
の命の
富足
(
とだ
)
る天の
新巣
(
にひす
)
の
凝烟
(
すす
)
の
八拳
(
やつか
)
垂るまで
燒
(
た
)
き擧げ
二六
、
地
(
つち
)
の下は、底つ石根に燒き
凝
(
こら
)
して、
𣑥繩
(
たくなは
)
の千尋繩うち
延
(
は
)
へ
二七
、釣する
海人
(
あま
)
が、口大の
尾翼鱸
(
をはたすずき
)
二八
さわさわに
控
(
ひ
)
きよせ
騰
(
あ
)
げて
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“騰(内史騰)”の解説
内史 騰(ないし とう、生没年不詳)は、中国戦国時代の韓の将軍で後に秦に降った。内史は官名であるが、姓氏は不明であり、内史騰とのみ呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
騰
常用漢字
中学
部首:⾺
20画
“騰”を含む語句
沸騰
上騰
立騰
暴騰
昇騰
騰上
奔騰
昂騰
曾富騰
殿騰戸
巻騰
騰貴
馬騰
噴騰
狂騰
飛騰
物價騰貴
騰波鼓浪
行騰
足一騰宮
...