“行騰”の読み方と例文
読み方割合
むかばき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る人が行騰むかばきを梁に懸けて休息して居る處へ薦(食事のために敷く者)を敷き菜を煮て持て來たといふ事にて、材料極めて多し。
万葉集巻十六 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
西南戰爭で有名な可愛嶽えのたけは東に、北から西にかけては行騰むかばき山速日峰といふ大きな山々が屏風のやうに延岡平野をとりかこみ、平野のなかをば大瀬五個瀬の大きな河が流るゝともなく流れてをり
金比羅参り (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)