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飛行
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ひぎやう
ふりがな文庫
“
飛行
(
ひぎやう
)” の例文
まことやその時は学匠の姿も、折から沈まうず月を背負うて、さながら怪しげな
大蝙蝠
(
おほかはほり
)
が、黒雲の翼を一文字に
飛行
(
ひぎやう
)
する如く見えたと申す。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
……
魔
(
ま
)
の
人
(
ひと
)
が
為業
(
しわざ
)
なら、
同一
(
おなじ
)
鷺
(
さぎ
)
が
漕
(
こ
)
ぐにして、
其
(
そ
)
の
船
(
ふね
)
は
光
(
ひかり
)
を
放
(
はな
)
つて、ふわ/\
雲
(
くも
)
の
中
(
なか
)
を
飛行
(
ひぎやう
)
するだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大小ともに此御
鉢
(
はち
)
といふあたりをさらずして、
飛行
(
ひぎやう
)
する㕝あるひはゆるやか、あるひははしる、そのさま心ありて
遊
(
あそ
)
ぶが如し。其
光
(
ひか
)
りは
螢火
(
ほたるひ
)
の色に
似
(
に
)
たり。つよくも光り、よはくもひかるあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
天人の
飛行
(
ひぎやう
)
自在にしたまふとひとしきほどのものたのむなり
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
苦桃太郎
(
にがもゝたらう
)
不審
(
ふしん
)
を
起
(
おこ
)
し、
我等
(
われら
)
神通力
(
じんつうりき
)
を
以
(
もつ
)
てかく
飛行
(
ひぎやう
)
しなが
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
しどろの足を
摸
(
ま
)
ねされて、
飛行
(
ひぎやう
)
の空に
憧
(
あこ
)
がるゝ。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
大小ともに此御
鉢
(
はち
)
といふあたりをさらずして、
飛行
(
ひぎやう
)
する㕝あるひはゆるやか、あるひははしる、そのさま心ありて
遊
(
あそ
)
ぶが如し。其
光
(
ひか
)
りは
螢火
(
ほたるひ
)
の色に
似
(
に
)
たり。つよくも光り、よはくもひかるあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“飛行”の意味
《名詞》
飛 行(ひこう)
空を飛ぶこと。
(出典:Wiktionary)
“飛行(
飛翔
)”の解説
飛翔(ひしょう、en: flight フライト)あるいは飛行(ひこう)とは、空中を進むこと、空中を移動することである。
(出典:Wikipedia)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“飛行”で始まる語句
飛行機
飛行場
飛行家
飛行靴
飛行船
飛行自在
飛行兵
飛行鞄
飛行艇
飛行事