トップ
>
風船玉
>
ふうせんだま
ふりがな文庫
“
風船玉
(
ふうせんだま
)” の例文
そして、
赤
(
あか
)
い
風船玉
(
ふうせんだま
)
が、ふわふわと
幾
(
いく
)
つも
台
(
だい
)
に
結
(
むす
)
びつけられて、キャラメルや、あめの
棒
(
ぼう
)
などが、そばに
置
(
お
)
いてありました。
町はずれの空き地
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夜
(
よ
)
は
深
(
ふ
)
けて
居
(
ゐ
)
た。きろ/\きろ/\と
風船玉
(
ふうせんだま
)
を
擦
(
こす
)
り
合
(
あは
)
せる
樣
(
やう
)
な
蛙
(
かへる
)
の
聲
(
こゑ
)
が
錯雜
(
さくざつ
)
して
聞
(
きこ
)
えて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それは、またはなやかなアドバルーンのようにも、
糸
(
いと
)
が
切
(
き
)
れた
風船玉
(
ふうせんだま
)
のようにも、うすべに
色
(
いろ
)
をして、
美
(
うつく
)
しかったのです。
道の上で見た話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
年
(
とし
)
の
春
(
はる
)
の
長閑
(
のどか
)
な
日
(
ひ
)
のこと、
花
(
はな
)
の
下
(
した
)
にあめ
売
(
う
)
りが
屋台
(
やたい
)
を
下
(
お
)
ろしていました。
屋台
(
やたい
)
に
結
(
むす
)
んだ
風船玉
(
ふうせんだま
)
は
空
(
そら
)
に
漂
(
ただよ
)
い、また、
立
(
た
)
てた
小旗
(
こばた
)
が
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かれていました。
犬と人と花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“風船玉”の解説
風船玉(ふうせんだま)とは玩具の一種で、酢酸ビニール樹脂を有機溶媒(主に酢酸エチル・局方エタノールを使用)で溶かしたもの(原液)を金属製チューブに入れたものと、短くて細いプラスチック(PVC)製パイプと一緒に販売しているビニールポリバルーンのことを指す。
風船玉の色は透明(もしくは半透明)で、ビニール樹脂の光沢()と文様から、ビニール風船と呼ばれる場合があるが、『ビニール風船』は本来、UFO風船のことを指す。
(出典:Wikipedia)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“風船”で始まる語句
風船球
風船
風船虫
風船霰
風船球屋