トップ
>
頭髪
>
おぐし
ふりがな文庫
“
頭髪
(
おぐし
)” の例文
旧字:
頭髮
それは
現世
(
げんせ
)
ですることで、こちらの
世界
(
せかい
)
では、そなたも
知
(
し
)
る
通
(
とお
)
り、
衣服
(
きもの
)
の
着
(
き
)
がえにも、
頭髪
(
おぐし
)
の
手入
(
ていれ
)
にも、
少
(
すこ
)
しも
人手
(
ひとで
)
は
要
(
い
)
らぬではないか。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
又「へえー左様でげすかえ、
貴方
(
あなた
)
は其の
頭髪
(
おぐし
)
がだん/\延びますけれども、元御出家様で是からだん/\お
生
(
はや
)
しなさるのではないかと存じまして」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
折ふし
霜月
(
しもつき
)
の雨のビショビショ降る夜を
侵
(
おか
)
していらしったものだから、見事な
頭髪
(
おぐし
)
からは冷たい
雫
(
しずく
)
が
滴
(
したた
)
っていて、
気遣
(
きづか
)
わしげなお眼は、涙にうるんでいました。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
男の
頭髪
(
おぐし
)
と女の
頭髪
(
おぐし
)
、色を変えるに致しましても、いささか薬剤が違います。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
頭髪
(
おぐし
)
は
頭
(
あたま
)
の
頂辺
(
てっぺん
)
で
輪
(
わ
)
を
造
(
つく
)
ったもので、ここにも
古代
(
こだい
)
らしい
匂
(
におい
)
が
充分
(
じゅうぶん
)
に
漂
(
ただよ
)
って
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
富「へえお
若
(
わこ
)
うげすね、御気力がお
慥
(
たし
)
かだからお若く見える、
頭髪
(
おぐし
)
の
光沢
(
つや
)
も
好
(
よ
)
し、立派な惜しい先生だ、
此方
(
こちら
)
に置くのは惜しい、江戸へ入らっしゃれば諸侯方が抱えます立派なお身の上」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
頭髪
(
かみのけ
)
から変えることに致しましょう。よい
頭髪
(
おぐし
)
でございますこと」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“頭髪”の解説
頭髪(とうはつ)は、ヒトの頭部に生える毛である。毛髪(もうはつ)、髪の毛(かみのけ)、また単に髪(かみ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“頭髪”で始まる語句
頭髪飾