“頭髪飾”の読み方と例文
読み方割合
かみかざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒紋付に絹の股引を穿いた仲人らしい男と、母親かと思はれる年恰好の老女と、外に二三人の荷担ぎの男がついて花嫁自身も手に何か提げて、頭髪飾かみかざりをして歩いて行く。
伊良湖の旅 (新字旧仮名) / 吉江喬松(著)
女の子は八、九歳になりますと始めて吉日を選んで頭飾冠式あたまかざりしき頭髪飾かみかざりを付け、この日また親戚、朋友等は「カタ」その他の贈物をして祝意を表し、少女の家では同じく酒宴を開いて馳走する。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)