“かみかざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
髪飾44.4%
頭髪飾22.2%
神飾11.1%
頭飾11.1%
髮飾11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしただ言葉ことばだけでご返事を申しあげたのでは失礼だとお考えになって、天皇へお礼のおしるしに、押木おしぎの玉かずらというりっぱな髪飾かみかざりを、若日下王わかくさかのみこから献上品けんじょうひんとしておことづけになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
女の子は八、九歳になりますと始めて吉日を選んで頭飾冠式あたまかざりしき頭髪飾かみかざりを付け、この日また親戚、朋友等は「カタ」その他の贈物をして祝意を表し、少女の家では同じく酒宴を開いて馳走する。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
には若葉わかば神飾かみかざ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
或る時は、思いがけない大金をもうけることもありました。或る時は、大切の頭飾かみかざりなどを投げ出すようなこともありました。
そこで少女をとめにふさはしい髮飾かみかざりや衣裳いしようをさせましたが、大事だいじですから、いへおくにかこつてそとへはすこしもさずに、いよ/\こゝろれてやしなひました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)