“長助”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちやうすけ66.7%
ちょうすけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
書斎のふすまをあけて見ると、ゆうべ泊つた八人の与党よたう、そのほか中船場町なかせんばまちの医師のせがれわづかに十四歳になる松本隣太夫りんたいふ天満てんま五丁目の商人阿部長助ちやうすけ摂津せつつ沢上江村さはかみえむらの百姓上田孝太郎うえだかうたらう
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
かうらず最早もはや一年餘に及べどもお熊と一添寢そへねをせず加之そのうへむこに來りてより家内中かないぢう突掛者つゝかけものとなりやさしことばかくる者一人もなけれど下男げなん長助ちやうすけと云者のみ又七を大切たいせつになし彼の四人の者ども
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此の作左衞門のせがれ長助ちょうすけと申して三十一歳になり、一旦女房を貰いましたが、三年ぜんに少し仔細有って離別いたし、独身ひとりみで居ります所が
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)