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酉陽雑俎
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いうやうざつそ
ふりがな文庫
“
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)” の例文
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
に、狐
髑髏
(
どくろ
)
を
戴
(
いたゞ
)
き
北斗
(
ほくと
)
を
拝
(
はい
)
し尾を
撃
(
うち
)
て火を出すといへり。かの国はともあれ我がまさしく見しはしからず、そは
下
(
しも
)
にいふべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さて狐
善
(
よ
)
く氷を
聴
(
きく
)
と
言
(
いふ
)
事、
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
に見ゆ。こは本朝にても今猶
諏訪
(
すは
)
の
湖水
(
こすゐ
)
は狐
渉
(
わたり
)
しを
視
(
み
)
て人
渉
(
わた
)
りはじむ、
和漢
(
わかん
)
相同じ。狐の火を
為
(
な
)
す
説
(
せつ
)
はさま/″\あれどみな
信
(
うけ
)
がたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
に
云
(
いふ
)
、
熊胆
(
ゆうたん
)
春は
首
(
くび
)
に
在
(
あ
)
り、夏は
腹
(
はら
)
に在り、秋は左の足にあり、冬は右の足にありといへり。
余
(
よ
)
試
(
こゝろみ
)
に
猟師
(
かりうど
)
にこれを
問
(
とひ
)
しに、
熊
(
くま
)
の
胆
(
きも
)
は常に
腹
(
はら
)
にありて
四時
(
しじ
)
同じといへり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
に
云
(
いふ
)
、
熊胆
(
ゆうたん
)
春は
首
(
くび
)
に
在
(
あ
)
り、夏は
腹
(
はら
)
に在り、秋は左の足にあり、冬は右の足にありといへり。
余
(
よ
)
試
(
こゝろみ
)
に
猟師
(
かりうど
)
にこれを
問
(
とひ
)
しに、
熊
(
くま
)
の
胆
(
きも
)
は常に
腹
(
はら
)
にありて
四時
(
しじ
)
同じといへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
盖
(
けだし
)
漢土
(
かんど
)
の
熊
(
くま
)
は
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
の
説
(
せつ
)
のごとくにや。
凡
(
およそ
)
猟師
(
れふし
)
山に入りて
第一
(
だいいち
)
に
欲
(
ほつす
)
る
処
(
ところ
)
の物は熊なり。
一熊
(
いちゆう
)
を
得
(
う
)
ればその皮とその
胆
(
きも
)
と大小にもしたがへども、
大
(
おほ
)
かたは金五両以上にいたるゆゑに
猟師
(
れふし
)
の
欲
(
ほつす
)
るなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“酉陽雑俎”の解説
『酉陽雑俎』(ゆうようざっそ)は、中国唐代の段成式による随筆。博物学的知識から奇事異談まで様々な内容を扱う。860年(咸通元年)頃の成立。全20巻および続集10巻。
(出典:Wikipedia)
酉
漢検準1級
部首:⾣
7画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
俎
漢検1級
部首:⼈
9画
“酉陽雑”で始まる語句
酉陽雑爼