たし)” の例文
たし屋敷方やしきがた普請ふしんばかりにても二千兩まうけありしとなりしかれども彼の加賀屋長兵衞かがやちやうべゑより借請かりうけし二百兩の事はちう八が算盤そろばん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
洋燈ランプけないで、くらへやて切つた儘二人ふたりすはつてゐた。三千代は下女も留守だと云つた。自分も先刻さつき其所そこ迄用たして、今帰つて夕食ゆふめしを済ました許りだと云つた。やがて平岡の話がた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)