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這
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はう
ふりがな文庫
“
這
(
はう
)” の例文
私はこの時一種の
暗愁
(
あんしゅう
)
の湧くを感じた。黒い烟は、
遅々
(
ちち
)
として
這
(
はう
)
ように黄色を
帯
(
お
)
んだ
豆圃
(
まめばたけ
)
の上に影を映じている。その影は絶えず騒がしそうに乱れていた。
暗い空
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
蹴飛すやら打つ
擲
(
うた
)
れつ
掴
(
つか
)
み
合
(
あひ
)
果
(
はて
)
は四邊も
眞
(
しん
)
の
闇
(
やみ
)
上を下へと
返
(
かへ
)
しけり斯る
騷
(
さわぎ
)
を見濟して捕手の役人聲々に上意々々と
踏込
(
ふみこむ
)
にぞ
惡者
(
わるもの
)
共は是を聞コリヤ
堪
(
たま
)
らぬと一
目驂
(
もくさん
)
闇
(
やみ
)
を幸ひ
這
(
はう
)
々に後を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
“這”を含む語句
這入
這出
這々
這般
四這
腹這
這奴
這上
出這入
這込
這個
這箇
這裏
横這
這入込
這奴等
這麽
夜這
御這入
這廻
...