“逆上性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のぼせしやう40.0%
のぼせせう40.0%
のぼせしょう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不斷ふだんからいくらか逆上性のぼせしやうでもあるのだがさうおもふとみゝるやうで世間せけんかへつしづかにつてしまつたやうにおもはれた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
面白おもしろくも可笑をかしくもなんともないひとといふに、れにおまへうして逆上のぼせた、これはどころきやくおきかへる、大方おほかた逆上性のぼせせうなのでござんせう、貴君あなたことをも此頃このごろゆめないはござんせぬ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
逆上性のぼせしょうで、冬も半分は窓を開けて置くので、鍵の手になった建物の向う側からも、よく見えて居りました。
流行作家の死 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)