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農
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のう
ふりがな文庫
“
農
(
のう
)” の例文
なぜ
農
(
のう
)
学校を二年もやってから師範学校なんかへ行くのだろう。高橋君は家で
稼
(
かせ
)
いでいてあとは学校へは行かないと云ったそうだ。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「
農
(
のう
)
、なんでしょう。——ああ新潟県で思い出した。この間あなたが
御出
(
おいで
)
のとき
行
(
ゆ
)
き
違
(
ちがい
)
に出て行った男があるでしょう」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
月やくより三日にあたる日の夕ぐれ、家内のもの
農
(
のう
)
業よりかへらざるをしりしにや、かのもの久しぶりにてきたれり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
三河武士が主君
家康
(
いえやす
)
を
扶
(
たす
)
けて、かれの大志をなさしめた要因は、三河武士すべてが一致して、
農
(
のう
)
を
本
(
もと
)
とし、農武ひとつに、艱苦を克服して来たからである。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これについて思い合わされる一つの事実は、以前は
越後
(
えちご
)
では好いおしめりをもとめるために、田植のはじめ
苗代
(
なわしろ
)
のおわりころに、
農
(
のう
)
やすみの日が何日かあった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
「べつに、
農
(
のう
)
を
助
(
たす
)
ける
人
(
ひと
)
でないようだな。それなら、
東京
(
とうきょう
)
へ
出
(
で
)
て
働
(
はたら
)
いてみないか。いや、みだりに
都会
(
とかい
)
へゆけとすすめるのでない。」と、
先生
(
せんせい
)
は、おっしゃられた。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぼくは
農
(
のう
)
学校の三年生になったときから今日まで三年の間のぼくの
日誌
(
にっし
)
を
公開
(
こうかい
)
する。どうせぼくは字も
文章
(
ぶんしょう
)
も
下手
(
へた
)
だ。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
月やくより三日にあたる日の夕ぐれ、家内のもの
農
(
のう
)
業よりかへらざるをしりしにや、かのもの久しぶりにてきたれり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
何をするんだと云ったら、なんだ、
農
(
のう
)
学校
終
(
おわ
)
ったって自分だけいいことをするなと云うのだ。ぼくもむっとした。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“農”の意味
《名詞》
(ノウ)農業。
(出典:Wiktionary)
農
常用漢字
小3
部首:⾠
13画
“農”を含む語句
農夫
農業
農奴
農家
農村
瑞典小農生活
農婦
農事
富農
農民
農園
農作
農商
労農通信員
加農砲
豪農
都農
農商務省
神農堂
農鳥
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