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貞宗
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さだむね
ふりがな文庫
“
貞宗
(
さだむね
)” の例文
も
見拔
(
みぬき
)
たれば申し殘す一儀あり我死なば
具足櫃
(
ぐそくびつ
)
の内に
貞宗
(
さだむね
)
の短刀と用金の
貯
(
たくは
)
へ五百兩
有
(
あり
)
其内金二百兩と
短刀
(
たんたう
)
はお花が行衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
父が、
素気
(
すげ
)
なく拒絶する。相手が父を侮辱するような言葉を放つ。いら/\し切っている父が激怒する。恐ろしい格闘が起る。父が、秘蔵の
貞宗
(
さだむね
)
の刀を持ち出して来る。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
見た人があつて、恐ろしく
錆
(
さ
)
びて居る上に
無銘
(
むめい
)
だが、彦四郎
貞宗
(
さだむね
)
に間違ひはない、若し間違ひだつたら、俺の
損
(
そん
)
といふことにして、現金十兩で買ふがどうだ、といふ話でさ
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
少し
汝
(
われ
)
がに云い聞かせるが、
己
(
おれ
)
は何にも知らねえが、これは
父様
(
とっさま
)
が御先祖さまから譲られた品だから、貧乏してもこればかりは放せねえ、
貞宗
(
さだむね
)
とか何とかいう脇差だって、
大切
(
でえじ
)
にしていたから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
致すべしと言れてお花も
成程
(
なるほど
)
と思ひしが友次郎の言葉に
隨
(
したが
)
ひければ忠八も
安堵
(
あんど
)
して先喜内が
紀念
(
かたみ
)
に
遣
(
つか
)
はしたる
貞宗
(
さだむね
)
の短刀と金二百兩并びに佐太夫がお
花
(
はな
)
へとて
贈
(
おく
)
りたる金二百兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
お花は心得たりと
貞宗
(
さだむね
)
の
短刀
(
たんたう
)
を以て
切結
(
きりむす
)
ぶに女なれども喜内の妹ゆゑ
豫
(
かね
)
て手に
覺
(
おぼ
)
えも有其上兄の
敵
(
かたき
)
と思ひ一心
籠
(
こめ
)
て
切立
(
きりたて
)
れば吾助も
侮
(
あなど
)
り
難
(
がた
)
くや思ひけん爰を
專途
(
せんど
)
と戰ふ程に友次郎も忠八も手に
汗
(
あせ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“貞宗”の解説
貞宗(さだむね(生没年不詳:元応元年(1319年(3月11日)、一説に貞和5年(1349年)
没か))は、鎌倉時代末期の相模国(神奈川県)の刀工で、正宗の子、または養子と伝えられ、現存在銘刀はないが相州伝の代表的刀匠とされている。
(出典:Wikipedia)
貞
常用漢字
中学
部首:⾙
9画
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
“貞”で始まる語句
貞
貞操
貞享
貞奴
貞観
貞淑
貞任
貞徳
貞光
貞女